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2010

JUL

06

2010.07.06

nishimotonishimoto

プロボノで社会貢献のススメ

こんにちわ。そろそろゲリラ豪雨の嫌な季節になってきましたが、あまり外に出ないので影響がないなと感じている、いいんだか悪いんだかわからない@nihimotoです。

今日は最近参加しはじめた”プロボノ”という活動について書いてみようかと思います。

Hello, PRO BONO 〜 2010年は“プロボノ”元年 – プロボノフォーラム〜
http://servicegrant.or.jp/probono/

自分は以前からエコピ(Websigエコ&ピース)という団体に混ざって、アースデイ東京のモバイルサイトを作ったりと社会貢献活動に取り組んでいるのですが、最近新たにサービスグラントというプロボノ団体へ参加しはじめました。

さて、ここでプロボノという言葉をわからない方のために説明しますと、『専門的なスキルを無償提供することによって、NPO等を支援する活動を「プロボノ」といいます。(from サービスグラント)』ということだそうです。
たとえば、自分のようなエンジニアなら、そのウェブサイトを作ったりプログラムを書いたりといったスキルを使って、「ウェブサイトが作れないから情報発信ができない」といったNPOの問題を解決してあげることによって、社会貢献を行うわけです。

プロボノが従来のボランティア活動と違うのは「専門的なスキルを使う」という点にあります。たとえば、街を清掃活動したり募金を集めたり、といった活動ももちろん大事な社会貢献活動だと思いますが、そこに専門性はあまりありません。自分の専門性をフルに活かして「自分しかできない」形でサービスを提供する、それがプロボノのとても面白い点だと思います。

さて、実際のところ自分もプロボノは初めてであまり偉そうなことは語れないので、自分のことをお話ししてみます。

自分がプロボノに参加する理由は、「社会のために」といったカッコいい理由ではありません。自分は他人の問題まで抱え込んであげられるほど器の大きい人間ではありませんし、日常的に自分のことだけでいっぱいいっぱいです(笑
そんな自分がなぜプロボノに参加するかというと、その場にあつまる”人”が好きだからです。

社会貢献活動は当然ながら誰かに強制されて参加するものではありません。
ということは、そこに来る人の目的があって「無料で仕事をする」という負荷に見合うものを持って帰るつもりがあるということだと思います。何を持って帰るのかは人それぞれ違って、クライアントからのお礼の言葉かもしれませんし、仕事に対する充実感かもしれないし、はたまた人脈かもしれません。
なんにせよ、目的がありそれを達成する、やる気をもった人たちの集まりということがプロボノに集まる人たちという時点で確定しているわけです。

一般の会社だとなかなかそういう機会って無いんじゃないでしょうか。
一緒に仕事する仲間が全てがやる気がある、っていう状況は。

そういう人たちと一緒に普段と違う仕事をやるっていうのはなかなか楽しいものです。それこそ休日使ってもいいと思えるくらいに面白いし、その後の本業にもいい影響を与えてくれます。普段やらないことにチャレンジできるし、習慣の違う会社で働いている人たちのスキルを思う存分盗めます。

と、言うことで自分的結論ですが、プロボノは長い目で見れば自分の利益になる。自分のために参加するのに、ついでにクライアントから感謝してもらえると思えば、こんなおいしいことはないです。

と、言うことで社会人として将来を見据えて今を動きたい、そんな人はぜひプロボノに参加してみてください。きっと、何か自分のためになるものを得て帰ることができると思います。

参加はこちらから!

サービスグラント – スキルを生かしたボランティア「プロボノ」を始めよう – do it pro bono.
http://www.servicegrant.or.jp/

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