こんにちわ、先日の会社の研修旅行でiPad使い倒してきた@nihimotoです。
iPadサイコー!叫んだと舌の根も乾かぬうちに、android3.0が搭載されたタブレット端末、XOOMをandroidの研究の一環として入手したので簡単なレビューを書いてみたいと思います。
ただし、XOOMというある一つの端末のことよりも、android3.0という今後出てくるandroidのタブレット端末で共通に使われるOSに関することをメインに書いてみたいと思います。
Flashについて
まず、android3.0の最大のメリットであるFlashへの対応について書いてみます。
Flashのサイトに行ってアプリをインストールしてみると、言われていたとおりすぐにFlashが見れるようになりました。映画のサイトなどFlashが多用されているところに行ってもきちんと見ることができます。ニコニコ動画なども見れました。
が、いくつか困ったことが・・
まず、重い・・画面全体をFlashが占有するような巨大なFlashや動画入りのFlashはタブレットPCのスペックではきついのか、動きががたがたになってきます。ニコニコ動画も見れるは見れるんですが重い動画だと、動画がカクカクしています。やはりFlashって重いんですね・・
あとFlashはそもそもタブレットで使われることを想定して作っていないというのが意外と問題になります。マウスカーソルがそもそもないので、マウスカーソルの位置を使って自動スクロールするようなFlashは動いてくれませんし、画面いっぱいにFlashが広がったりすると画面にタップしないとスクロールできないタブレットは、スクロールがうまくできません。(スクロールしようとするとFlashが反応してしまうので)
そんな感じで、「android3.0ならPCと同じ感じでFlashが使える!」と思って買うと、ちょっと残念な気分になるかもしれません。
ブラウザ
次にブラウザ。
画面がでっかいですし、先述のとおりFlashが使えますので、軽く使う分にはまったく問題ありません。非常に快適。とても便利です。
が、やっぱり困ったことが起きてしまいます・・
Yahooを何気なく開いてみると、PC用サイトではなくなぜかスマートフォン用の小さいサイトが表示されてしまいます。mixiを開いてみてもそう。
これは、スマートフォンで使われているandroid2.3以前のブラウザと、大きいサイズのandroid3.0のブラウザの区別ができておらず、間違えてスマートフォン扱いをしてしまっているために発生している問題だと思います。
android3.0が普及してくればすぐに対応される問題のはずなのと、どのサイトもPC表示に切り替えるボタンを用意してくれているので大きな問題ではありませんが、しばらくはこういうことが続くかもしれません。
アプリ
最後に、アプリ。
GoogleMapやGmailなどのandroid3.0への適応済みのアプリを使ってみると、とても快適に使うことができます。特にGmailアプリの使い勝手のよさはすばらしいです。
が、しかし・・android3.0対応のアプリってまだほとんどないんです・・
もちろんandroidはandroidなので、andoridマーケットにあるアプリはどれでもインストールして使うことができます。しかし、使ってもそれらのインターフェースは画面の小さなスマートフォンに適応しており、画面が大きなものでは無理矢理引き延ばした感じで表示されてしまいます。とても使い勝手が悪い・・2011年4月時点では自分が普段Xperiaで使っているアプリのほぼすべてが、android3.0へ適応していませんでした。正直、使い物にならない・・
これもまたandroid3.0の普及と時間が解決してくれる問題なので、待つしかありませんね。スマートフォンがandroid1.6で売り始めたころに似ています。androidユーザーは忍耐あるのみ。
–
と、いうことで、長い文章におつきあいいただきありがとうございました。
もし何か「見てほしい調べてほしい」などあれば、@nihimotoまでご連絡いただければ調べてみようと思いますので、ご連絡ください。
最後に「android3.0はこれからだ!」という言葉でこのレビューを締めたいと思います。
ありがとうございました!