MENU

2017

OCT

10

2017.10.10

sawazakisawazaki

面倒くさいことは大嫌い!だから気づいて欲しい。

トライアドは設立から7年経ちましたが、設立当初はあまり具体的な理念というか方針がなく、いただいた仕事を精一杯やり遂げてきました。
7年も経つと、様々な案件からいろいろな経験をさせていただいたので、
トライアドが得意としていることはなんだろうと、これまでの経験や作業を振り返ってみました。
そこで気づいたのが、タイトルにもある「面倒くさいことは大嫌い!」ということでした。
ネガティブな意味での面倒くさいことではなく、ポジティブな意味でこんな面倒くさいことをするよりもこっちの方が簡単にできるのにという感じです。
その面倒くさいことをしないために、制作者の立場からの改善案を提供することが多くなっていました。
その中で、単純に面倒くさいことをやめて楽をするのではなく、無駄なお金を減らして、必要なところにそのお金を使えるようにしてWebサイトの費用対効果を高め、本当に役に立つWebサイトを構築できるのではないかと考えています。

HTMLは簡単じゃない

あまりWebサイトに詳しくない方によく聞かれるのが、HTMLだったら簡単でしょ?という言葉です。
最近では、CMSやJavascriptなどの技術用語を知る機会も増えているのか、詳しくない為にプログラムが関わると急に高くなるというイメージをお持ちの方が多いからだと思います。
そうした場合に、「HTMLなら簡単なはず」という謎のルールが存在している気がします。
もちろん、単発で終わってしまうキャンペーンや不変な内容のページであればHTMLだけで制作した方が簡単かもしれません。
ただ、これまでの経験でそういった類の制作依頼は少なく、増やす必要があるコンテンツに対して多い印象があります。
初期や現在予算がないという理由なのですが、運用を始めてHTMLで制作したコンテンツを更新すると費用が高くなってしまうことがほとんどでした。
制作会社に依頼するパターンでは、細かな修正が発生するたびに依頼をしなければならないので、細かな費用が沢山かかってしまうことになります。
また、HTMLを担当者が触れるからという理由でHTMLを選択した場合、大半のサイトは運用がストップしてしまいます。
理由としては、多くの担当者(HTMLを触れる)は、HTMLのことを深く理解しているのではなく、本来の業務と兼任しているの中で調べて更新するので時間がかけれなくなると更新が止まります。
この場合は、これらは一般的に学習コストが高くつくと言われる事が多いのですが、本職ではないかたが学習する時間がかかるので、その時間に対する費用が見合わないということです。
中小企業の学習コストについては、担当者の裁量によるところが大きいのですが、本職がWeb制作でないかぎり、覚えた知識が業務活用される可能性は低いので、費用対効果を考えると企業としては得策ではないのかもしれません。
無駄な経費を削減するよりも、無駄にHTMLを学習させて更新していくようなサイトを運営する費用を削り、CMSを導入して簡易に更新できるようにした方が、本来の役割を全うできるWebサイトになりますので費用対効果は高まります。

制作会社も更新作業の手間を省きたい

クライアントが面倒なことは、我々制作者にとっても面倒な事が多いです。
特に、細かな文言の修正やバナーの張替えなどは非常に手間がかかります。
差し替える作業だけではなく、作業ミスがないか、人為的なミスはないかなどの確認作業も含まれます。
これらの作業の時間を考えると、どうしても費用がかかってしまいます。
このコストに関しても、見積を作るための工数出し、見積の作成、金額の調整とそれらのための時間という見えない費用が多大にかかっています。
この中で以外と忘れ去られるのが時間だと思います。
見積や調整やらの時間がすぎるうちに、その時間で更新ができていたかもしれません。
こうなると、クライアント側と制作会社側で、無駄な時間を消費してしまっています。
この時間に対してお金がかかっているという意識をもつと、やりとりだけで膨大な時間が消費され、費用に換算すると結構な額に相当すると思います。
細かな修正や更新は、できるだけ担当者で完結できるようにし、担当者で解決できないような問題や、Webサイトを活用する術はないか検討する時間に割り当てた方が有益な時間の使い方になると思います。

夢を現実化するために

サイトを構築する前は、実現したいことが山ほど出てくると思います。
それらは単純に夢であって、いかに現実に落としていくかが重要です。
以前もブログに書きましたが、サイトを100%完全な形で構築してリリースすることは不可能に近いです。
サイトを構築するのは、予算や時間が必要になり、これらは無限ではありません。
夢を現実に落とし込んでいく作業には、多くの時間を要すると思いますが、ここにも落とし穴があります。
夢を追い続けている間に時間は過ぎていき、新しいと思ったことは古くなってしまいます。
全ての夢を一度に実現するのは保留していただき、何がその時に一番優先かを決めて実行し、サイトを構築していけば夢を現実にすることができます。
もちろん、夢を現実にするのを忘れてはいけません。実現するために、定期的に制作会社とWebサイトの追加・改修についてミーティングをしていけば、より理想とするウェブサイトに近づける事ができると思います。
これまでのように、一度作ったら何年もほったらかしにするのではなく、時代に合わせて細かくトライ・アンド・エラーを繰り返して、Webサイトを成長させていくことが夢を実現する近道です。

経費削減で無駄な運用費用を削減!

トライアドでは、主にWordPressを用いてWebサイトを構築します。
理由としては、無駄な更新費用や作業時間が不要になるように、構築の時点で更新部分を簡単にして構築できるのと、主な機能はWordPressの機能を利用することでコストを下げるためです。
Webサイトで更新するコンテンツは、トライアドのこれまでの制作実績の平均から割り出した方法を提案し、クライアントさまで更新できるように説明をさせていただき、運用でトライアドがお手伝いをしないようにします。
これは、運用のお手伝いを全くしないのではなく、本来制作会社として必要なお手伝いをするためと考えています。
例えば、弊社がクライアントさまのニュースを更新するお手伝いをすると、時間とお金がかかってしまいます。
この費用を掛けるぐらいなら、サイトの表示速度を上げたり、Webサイトをビジネスに役立つ方法を提案したり、運用面で面倒くさいと感じたことを簡略化したりと、別のところで費用をかけた方が良いWebサイトに成長させることができると思うからです。

「面倒なこと=無駄な費用・時間」

何か面倒な事があれば、それを解決し必要なことに時間を掛けられるようにお手伝いをすることが制作会社の役割だと信じています。

BLOG recent posts