TRIADがWordPressサイト制作で利用しているプラグインを紹介する第5弾「Media from FTP」です。
Media from FTPのダウンロードはこちらから
サイト制作をしていると、本番と開発環境が分かれている事が多いと思います。
WordPressはDBでメディアを管理しているので、開発から本番に移動するときにDBの情報も移動してなくてはなりません。
新規サイトであれば、DBの情報を丸ごとコピーすれば良いのですが、稼働中のサイトをリニューアルする場合はコピーする事が難しいです。
日々の更新を完全に止めてもらえれば良いですが、開発に数ヶ月かかる場合は止める事はできません。
その際に、このプラグインを利用すれば、メディアを簡単に開発から本番に移行する事ができるようになります。
Media from FTPの使い方
Media from FTPを有効にすると、管理画面の左メニューのメディアに「Media from FTP」という項目が追加されます。
ここで、mediaに登録したい画像を、FTPでサーバーのuploadフォルダにアップします。
設定画面の「検索 & 登録」をクリックして、画像をアップしたuploadフォルダを選択型します。
プラグインがメディアに登録していない画像を抽出した一覧を表示します。
一括で登録したい場合は、一覧の項目にあるチェックボックスを選択型して登録をしていきます。
フォルダの設定画面について
「設定」から画像を格納するフォルダの設定ができます。
上記の画面はデフォルトの設定値になります。
作業している日付のフォルダを作成してそこに格納するのがデフォルトになっています。
画像のタイムスタンプに合わせて、フォルダを作成して格納することも可能です。
投稿記事の中に埋め込まれている画像は、メディアのパスを書き込んでしまうので、日付ベースで管理していた場合はファイルの日付を元に登録した方が不具合がでません。
サイトの移設時にDBを丸ごとコピーできない場合などは、この方法でメディアに再登録すれば簡単に移設できます。
メディアを簡単に取り扱える
この方法が使えると、テストと本番環境を分けて構築した際に、データベースの取扱に慣れていないフロント側の人が、エンジニアの力を借りずにメディアを移設できます。
CMSを使う限りは、必ずDBを利用しなければならないのですが、非エンジニアの人にとってはデータベースを触ることに抵抗があります。
すると、エンジニアの細かな作業が増えてしまい、負担が大きくなってしまいます。
CMSにすることでエンジニアの力を借りずにサイトを構築できるはずなのに、細かな作業が増えてしまうのは本末転倒だと思います。
そのため、このプラグインを利用して、極力フロント側で対応できれば、エンジニアの作業負担も減り、フロント側で作業が完結できスピードもアップできます。